吉宗とお花見とさくら色の秘密

かんままぬり!の
時空間によう来てくれはりました。

まいどおおきに! 真平です。

新元号も決まり、いよいよ平成も残すところ
あと、1ヶ月をきりましたが、

あなたは、平成最後のお花見には
行きはりましたか?

そんな訳で今回は、

お花見とさくら色の秘密に関して、

大いに語らせてもらいます。

それでは、始まりはじまり。

 

暴れん坊将軍の登場!

さくら色の秘密に行く前に、

まずは、お花見の話からしまひょか。

何かと問題が山積の今の日本ですが、
これといって世直しをしてくれる、
頼りになる救世主が現れることもなく、
国民の不満や不安が高まるばかりでんな。

こんな時こそ、暴れん坊将軍の
徳川吉宗のような、
財政立て直しの英主が白馬に乗って
登場してくれへんかな?
と望むところでんな。

 

お花見のはじまり!

ちょっと硬いですが、お付き合いおば。

吉宗といえば、徳川幕府の中でも、
「亨保の改革」という、現在でいう
政治の構造改革を行なったことはよく
知られてますな。

破綻寸前の幕府の財政の建て直しや人事制度
の刷新など幕府の再建をしたことから、
江戸幕府中興の祖とも言われてますねん。

政治のことだけやのうて、
江戸の庶民の潤いにも
目を向けてくれはりましたな。

例えば、目安箱の設置や無料での治療が
出来る医療施設を作ったり、
火事が多かった江戸の町に町火消しを
設置したりと現代に繋がるシステムを
行なってますねん。

この江戸の町は人口密度が高く、
憩いの場が必要!と公園まで作ったり
してはったんです。

この頃は元禄バブルが崩壊したあとで、
庶民は殺伐としてましてん。

そんな庶民の気持ちを清く正しくし、優しさや
思いやりやぬくもりを育てるには、環境整備が
必要!と考え、

隅田川堤(向島)
飛鳥山(王子)
御殿山(品川)

に桜の木を植えさせて、一般に開放したんですわ。

これが、お花見の始まりといわれてますねん。

それまでは、
貴族や武士などの上流階級の
人々だけの娯楽やった『お花見』
一般庶民に広めたのは、
何を隠そう、暴れん坊将軍こと
第八代将軍 徳川吉宗公ですねん。

まいどおおきに!吉宗はん!

と言いたくなりまんな。

 

さくら色の秘密

ではでは、さくら色の秘密おば。

日本人やったら、ほとんどの人が大好きな
お花見!

あの何とも言えんさくら色の花びらに、
幸福感と心地よい気持ちに包まれて、
心が癒されまんなあ。

そんな桜の花の薄いピンク色には、
平和で幸福に過ごしたいと強く望む
心理がありますねん。

この色は、
とても幸福な時に気になる場合と、その逆に、
辛い現実から逃れたいという現実逃避の気分の
時にも気になる色ですねん。

また、
思いやりカラー!でもあるこの色を好む人は、

とても気が付き、繊細な気配りが
できる人が多く、他人に対する愛情を
大切にしはりますねん。

ピンク色は夢見る世界を求める傾向あるんで、
ピンク色の気分が行き過ぎると現実逃避に
走りまっさかいに、そこは気つけてちょうだい。

しかし、殺伐とした現代の世には
『夢を見ていられる空間』も必要やし、
生理的にも筋肉の緊張を軽減させてくれるんで、
イライラした心のトゲを自然に抜き取って
くれる色ですねん。

お花見とは?

そのピンク色の世界に浸って、
束の間の幸福感を味わえるという意味では、
日本が誇れる最高の色やと思いますねん。

ピンク色の空間に囲まれる「お花見」はつい、
忘れがちな優しい心を取り戻してくれる
大切な時空間でんな。

お花見とさくら色の話はおもしろかったでっか!

そんなわけで、
今や日本が誇れる文化でもある、
『お花見』を江戸から現代に至るまで、
私たち庶民に与えてくれた
吉宗公に感謝の思いを寄せながら、

平成最後の「お花見」
さくら色を眺め全身で感じて、
やさしい気持ちになってちょーだい!

本日も最後まで読んでくれはった、

あなたに感謝申し上げます。

まいどおおきに!

では、今回はこのへんで、

しっつれーします。

でんでん。