レッド・パワー!カモ〜ン!

今回も「真平のかんままぬり!」

のブログに来てくれはりまして、

まいどおおきに!

今回からは数回に渡り、

具体的に色そのもにフォーカスして書きまっせー!

まず初めは、色の中でも人気ナンバー1の色!

「赤」から語らせてもらいます。

それでは、始まり、はじまり。

赤はなんで、アカと言うのか?

 

まずは、

あなたに質問です。

なんで「赤」をアカと呼ぶのか。

知ってはりますか?

 

わて(私を古い関西弁ではこう言いいますねん。)は
正直、全然知りませんでした。

この事をちゃんと調べてみましてん。

諸説ありますねんけど、

語源は、「明(アカ)るい」であり、
「暗(クラ)い」の「黒」との明暗で対をなす。

このため「赤」には「明らか」との意味もあり、

「全く」や「すっかり」の意味で用いられることも

ありますねん。

せやから、「真っ赤な嘘」とか「赤の他人」の

「赤」は、

色やのうて言葉の意味として使われてますねん。

これが一番!納得のいく説でしてん。

納得!してくれはりまっか?

あっ!「してくれはりまっか?」の
まっか? 真っ赤?

偶然にも出てきました!赤が。

ちゃうちゃう!ちがうでー!

これは、仕組んでまへんで。

ガッテン!ガッテン!ガッテン!
(公共放送風に。N◯K)

ガッテン!できるかー!

 

生命の象徴の色の赤!

 

「赤」は人が見える(可視光線)中で、最も波長が
長く、人間にとって生命の象徴でもある色ですねん。

なぜかといいますと、

有彩色の中で人類が最初に使った色やそうです。

誰が見て!確認してん!(一様、ツッコンどきます)

確かに、遺跡や壁画には「赤」を使って
描かれてる事が多いでんなあ。

なんでかといいますと、

「火の色」や「血の色」でもある「赤」は

私たちの本能的な部分に、強く訴えかける色やと

言われてますねん。

あと、「怒り」を表す色も「赤」みたいですわ。

分析心理学者で名高い心理学者のユングはんが
言うには、

私たちの衝動の原動力となる本能エネルギーの源は

「リビドー」やと言うてますねん。

リビドーとは?精神分析の用語ですねんけど、
本能である性的エネルギーと定義しはったんです。

この本能エネルギーのリビドーを「赤」は
刺激する色やそうです。

あなたも、

炎や血を見たらなんかわからんけど、

「はっ!」

としまへんか?

ドキドキとしまへんか?

それが本能で感じていると言う事やそうです。

そんな赤を特別な色として扱う民族も多いでんな。

中国では、幸福や太陽を表すために
「赤」をよう使いますし、

ネイティブ・アメリカンでは、勝利の印で使うし、

日本を含めて赤をシンボルとしてよう使うし、
国旗としても多いでっしゃろ。

日本では慶事には紅白の幕を使い、紅白まんじゅう
を配ったり、お祝い事で赤飯を炊きまっしゃろ。

こんな具合に、「赤」は、伝統や文化にも
影響を与える色ですねん。

 

赤色は体にも影響を与える!色

 

人間は「赤」を感じると、血圧が上昇して
体温が上がったり、心臓の鼓動も早くなり、
元気にさせてくれるホルモンの分泌を促す働きが
ありますねん。

赤を身につけたりすると体感温度で、
1〜2度上げてくれるほどですねん。

要するに人は目だけではなく皮膚でも色を感じて
ますねんな。

皮膚には光センサーがあり、色の振動の違いに
よって身体への影響が変わりますねん。

心理的だけやのうて生理的にも影響がありますねん。

赤パンツで健康になって勝てる!

 

そこで、冷え性の人や勝負に行く人(仕事で)
わては「赤パンツ」をお勧めしてますねん。

おへその10㎝下あたりに東洋医学では、
元気と勇気を得られる「丹田」というツボが
ありましてな、このツボが「赤」の振動(波動)を
感じることで、体温や性腺の分泌などを促して
元気とやる気が出てきまんねん。

体温が上がることで免疫力も上がりまっさかい、
風邪や病気になりにくい体になりまっせー!

戦国時代の武将たちが、赤ふんどしを身に着けて
いたのも、知らずしらずにこのような効果を感じ
ていたからかもしれまへんなあ。

昔の人の知恵はほんまに凄いなあと思いますわ。

但し、ちょっと注意してほしいんですが、

高血圧の人は血圧を上げてしまう作用が
ありまっさかいに避けるようにしてちょーだい!

赤色は人を動かしまっせー!

 

「赤」色は人の行動にも大きく影響を与えまんねん。

例えば、

バーゲンセールの字は赤で書いてまっしゃろ!

あれが、青色や緑色ではあきまへんねんなあ。

それはな〜んでか?

それはね。

アカン!このフレーズはパクってる!

と言うことに気づいた、あなた!

相当な演芸通でっせ。

それはさて置き、初めにも言いましたが、

本能を刺激するからですねん。

特に人の「欲」の部分に影響を与えまんねんな。

他にもこんなことありまへんか?

飲み屋さんの赤提灯を見るとなんか寄ってしまう
経験はおまへんか?

あれも実は「食欲」という欲を刺激されてますねん。

まずは、赤は目立つ(目を引く)

視認証する

食欲を刺激させる

行動を促進させる

というパターンでんな。

バーゲンセールもこのパターンですねん。

心理学的に仕組まれたマーケティングでんな。

ようできてまっしゃろ。

こうやって人に物を買わせたり飲食をさせたり
とい事もできまんねん。

たかが色、されど色。

たかが赤、されど赤でっしゃろ。

これは別の色でも違う人の行動を
促す作用がありますねん。

これはまた、別の色の時に解説しますわ。

どうです、本能を刺激する
赤色のパワーは凄いでっしゃろ!

次回はこの「赤」をもっと深掘りして、

本当の「赤」の実態に迫りますわ!

今回も最後まで読んでくれはりまして、

まいどおおきに!

ちょっとは「赤」を感じてくれはりましたか?

それでは、このへんで、しっつれーします。

でんでん。